コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.022

埼玉彩の国、都市型マラソンは寝たきり人数減少に貢献
 昨日6日、2000年彩の国さいたまマラソンを完走しました。記録は2時間59分28秒で、なんとか3時間を切りました。この大会、東京都内から一番近い都市観光型シティマラソンで、制限時間は4時間20分以内です。平坦なコースで記録が出しやすいため、人気があり、6千人が42キロを走ります。

 8時40分に、上尾陸上競技場を出走し、旧中山道は上尾宿から鴻巣宿と北上します。鴻巣駅の手前で西に折れ、荒川に架かる御成橋を渡ります。例年は富士山の遠望を楽しむのですが、昨日は駄目。吉見町で20キロ、25キロと過ぎ再び荒川の荒井橋を渡ります。ここから5キロほど荒川左岸の堤防を走ります、途中、桜堤と言う名所を通過しました。

 30キロから失速し始め、35キロあたりの上尾市内から沿道で声援する人数が増えます。ラスト4キロの高崎線をくぐり、最初の旧街道を逆走ります。気は焦りますが、脚が回りません。追い抜いて行くランナーが元気です。競技場のトラックに入りました。何とか、3時間を切れそうです。この3時間のため、1年間5千キロを走り重ねて来ています。今シーズンは、その科学的エクササイズが報われました。

 お江戸日本橋から中山道の一番目が板橋の宿場です。3月26日には、ここの荒川河川敷を走る、東京荒川市民マラソンが開催されます。河川敷ですので、警視庁の管轄外、制限時間も7時間と緩やか。ゆっくり走っても風邪を引く心配も少ないので、8千人が集まる予定です。

 高齢社会、情報社会、国際社会、ボーダーレス社会・・と今までの社会常識の延長で話の進まない世の中。不思議なことに、人として立派に生きて行くより、動物として普通に生きていく選択をする方々が増えています。簡単な事です。五十代過ぎたら、頭を使うの同様に体もエクササイズすれば良いのです。これで、寝たりきりになる人が減少します。都市観光型マラソンの開催は、寝たきりの減少に貢献します。

 <高齢社会・アニマルライフ推進・走談家 藤田 俊英> (00/02/07)




前のページへ戻る