コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.017

荒川河川敷で谷川真理ハーフマラソンがこけら落とし
 16日朝10時、板橋区の新河岸3丁目地先の荒川河川敷で新しいハーフマラソン大会が開催されました。皇居の周りのジョギングコースを走る市民ランナーからスタートした谷川真理さんの名前を抱く冠大会です。市民ランナーの中で、真理さんは根強い人気を保っています。北区の陸上競技協会が主催し、東京陸上競技協会が協力して、会長の参議院議員の田英夫さんが次の挨拶をしています。

 「世界の大都市の多くは、市民に親しまれるマラソン大会を開催しています。この大会に趣旨も同様に、市民ランナーの方々と多く触れ合い、マラソンの楽しみを幅広く伝え、また、子供たちの体力向上につながることを目的に開催される・・・」

 全国各地から3千人ランナーが谷川真理さんにあやかろうと馳せ参じ、午前10時に元気よく出走しました。私の属している明走会と言うグループからも、10名を越す真理さんファンが参加しました。

 さて、この日の朝刊に東京都の職員削減記事が掲載されていました。日経新聞の「海外駐在員制度も廃止」都の囲み記事によると、ニューヨーク、北京、ロス、パリ、ソウル、豪州ニューサウスウェルズ州に置いている6ヶ所が廃止になります。この6都市すべて、市民に親しまれ、国内外から多くの観光ランナーが馳せ参じる42キロの都市型市民マラソンを開催しています。

 ここは一つ、真理さんにあやかる大会を規模拡大して、もっと市民に親しまれ、日本国内外からの観光ランナーを集客できる大会に育てて行く必要を感じつつ、荒川の河川敷ののどかな風景を満喫しました。

 <東京に都市観光型真理さんマラソンを 走談家 藤田 俊英> (00/02/03)




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