コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.008

大阪国際女子マラソン、メイン会場の昔は競争馬が走る
 昨日30日の大阪国際女子マラソン、シモンさんと弘山さんの最後の一騎打ちは、見応えがありました。会場となった長居の陸上競技場は、その周辺も含めて長居公園として整備されています。元々は地方競馬場でした。私が小学生の頃、近所のガキ連中と見に行った記憶があります。皆で、野鳥をパチンコで打ったり、捕まえた蛙の皮を剥いてザリガニを釣ったりしていました。

 競技場北側の田辺中学に通ってました。なんでも、谷村新司さんも卒業生とか。その頃から、公園の整備が始まっていました。この中の道を通ってくる友人の家に遊びに行った時、ずいぶん大きな公園が出来るもんだなと感心しました。東京に比べ、大阪には大きな公園が少ないのです。

 15年前です。長居公園の中の周回道路、昨日のデッドヒートの舞台です、を15周するフルマラソンが開催されているのを知りました。軽い気持ちで3年間連続参加しましたが、1回もゴール出来ませんでした。普段から走ってなかったし、同じコースを15回も繰り返す単調さに耐えられませんでした。それに、ゴールしたら儲け物ぐらいの心意気では、途中棄権の誘惑に打ち勝てません。

 3月は、名古屋国際女子マラソンに高橋尚子さんが出場します。大阪と言い、名古屋と言い、天守閣を巡るコースはお姫様ランナーの晴れ舞台にふさわしい都市観光エリートランナー・マラソン大会です。

 <大阪浪速のお姫様マラソン走談家 藤田 俊英> (00/01/31)




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